自動土練機を用いて水分量と硬度に注意しながら、陶土が均一化するように土を練ります。
全自動成形機により、うつわのかたち作りをします。さまざまな形、量産に対応しています。
よく乾燥させた後、約900℃で自動焼成することでうつわに強度を与えます。
素焼きしたうつわの内外にパッド印刷機で絵柄をつけます。輪転パッドにより曲面にも美しく絵付けができます。線引きやフチの加工は職人の手作業によって仕上げます。機械と人の手と、それぞれの長所を組み合わせてデザイン性にすぐれた絵付けができます。
表面を覆っているうつわを丈夫にしたり、色合い、光沢、質感を作り出す釉(うわぐすり)を塗る工程です。機械による自動施釉、手塗りによる施釉、どちらにも対応します。
施釉したうつわを、ひとつひとつエンゴロ(ケース)に詰めて保護しながら約1300℃の高温で本焼成します。
焼成後、さやばらし機によってスピーディーにエンゴロ(ケース)から取り出します。
窯からあがった全てのうつわの底面を滑らかに整え(ハマすり加工)、キレ、ゆがみ、割れ、絵付けにずれがないか検査します。